廿日市市の空き家を購入することになったんだけど、使える補助金はあるかな?
空き家の補助金に関する記事は沢山出てくるけど、結局どれが使えるのか分からない…
今回は、廿日市市の空き家を購入して住みたいと考えている方向けの記事です。
補助金一覧
1.荷物の処分や清掃に使える補助金
対象になる経費 | 補助率 | 限度額 |
家財道具の搬出・清掃・除草・木伐採に関する経費 | 1/2 | 20万円 |
- 経費が5万円以上かかった場合に申請可能
- 空き家に住み始める前に行った経費のみが対象
2.リフォームに使える補助金(若年/子育て世帯向け特例あり!)
対象になる経費 | 補助率 | 限度額 (一般) | 限度額 (若年/子育て1) |
リフォームに関する経費 | 1/2 | 40万円 | 60万円 |
- 経費が30万円以上かかった場合に申請可能
- 居住スペースをリフォームする場合にのみ使える補助金
- 空き家でお店を始めることを考えている人は、お店スペースのリフォームには使えない
- 若者:同居者に配偶者を有する45歳未満の人
子育て:中学生以下の子どもがいる家庭 ↩︎
3.DIYに使える補助金
対象になる経費 | 補助率 | 限度額 |
DIY(ペンキ・壁材・床材など)にかかった経費 | 1/2 | 10万円 |
- 経費が5万円以上かかった場合に申請可能
- 工具・機材等のリースや購入にかかる費用には使えない
対象地域
市街化区域「外」にある物件が対象です。
市街化区域とは?
市街化区域は人が建物を建てて住んだり、事業や商売をする区域。道路や公園、下水道などの公共施設を優先的に整備します。広さや位置は人口の伸びや産業などの予測から決められます。
引用元:スーモ
検討中の物件が市街化区域「外」かどうかはこちらから確認できます。
対象の空き家
- 空家バンクに登録した空き家で、市または市が認める民間団体等を介して売買される物件
- 地域支援員等のマッチングにより活用が決まった物件
ただし
- 購入後2年を経過した物件
- 10年以内に空き家の補助金を受けている物件
は対象外
市街地区域「外」であることと対象の空き家であることの2つの条件を満たす必要があります。
とはいえ、空き家バンクに登録されている物件の多くは市街化区域「外」のため、そこまで気にする必要はないでしょう。
申請の流れ
申請の流れ
- ①申請書の提出
清掃やリフォームに取り掛かる前に申請書を提出!
- ②交付決定
市から補助金の交付決定通知が送付されます。
- ③清掃やリフォーム開始
交付決定通知が交付されたらようやく清掃やリフォームに取り掛かれます。
- ④実績報告書の提出
清掃やリフォーム完了後、締め切りまでに実績報告書と必要な書類を市に提出。令和6年度は令和7年3月初旬が締め切りとなっています。
- ⑤補助金額決定
ここでようやく補助金額が決定します。
市から補助金の交付確定通知書が送付されます。 - ⑥請求書の提出
交付確定通知書を交付されたら締め切りまでに請求書を市に提出します。令和6年度の締め切りは令和7年3月31日です。
- ⑦補助金の入金
申請者の口座に補助金が振り込まれます。
注意点
- 未成年者・廿日市市税等の滞納がある人とその同居人・暴力団員・事業を行う個人/法人は交付の対象外なので注意!
- 3種類の中から複数の補助金を組み合わせて使うことも可能!
まとめ
今回は空き家の補助金についての記事を書きました。
対象地域や対象の物件に制限はあるものの、条件を満たすことができればお得な補助金なのではないでしょうか?予算には限りがあり、先着順になるそうなので気になった方はお早めに!
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